C311/411のVR交換修理

■中古で入手のC311音が出なくなり
いじっていると一瞬音が出ましたが、そのあとは永遠の沈黙。
送信は正常なので、VRのワイパー導通無し故障と思われます。
昔所有していたC411は新品購入後、3年くらいでこの現象。
経年というより当時のALPS製VRは欠格部品なのかもしれません。
当時のように直してくれる会社はもうありません。
Sメーターの接続できる貴重な1200MHz機のため、こちらに修理事例を記載します。
各自のご責任のもとで実施ください。
■直し方
■故障VRの除去

外体のシェルを取り外し、スピーカーからのハーネスを外します。
基板のネジ4本を外し、アース線のハンダを外すと基板が分離し裏返せます。
ハンダ吸い取り器を用いてVRを外します。電気式ならスルーホールが抜け、VRがそのまま抜けます。
このVRをそのままの形で抜き、ピンの配置を参考にします。※
■故障状況の確認
外したVRワイパーピン(中央)に導通がなければVRの故障です。
■互換部品の作成
S付アルプ?VR10KBは国内に見当たらず同等品の中華製を使います。
軸の長さは特注品と思われます。ローレット軸を同じ長さに切ります。
この時、金鋸の引きはじめができないため、ニッパーでV字の溝を作ってから
手持ちでゆっくり引いて切っていきました。
VR本体を万力に挟むと軸や摺動面に負荷がかかるので最後まで手持ちで切っていきました。
ゆっくりゆっくり30分くらいかけて切りました。
撮影のため本体を持っているが、作業中は軸自体を指で持つ、時々爪も削れる
■部品が出来ればしめたものと思いましたが、
作ったVRが差し込めず、調べるとオリジナルのVRは前列、後列のピッチが微妙に2.54mm x2ではありません。
そこで新しいVRの後列の足を ※に合わせて
Lにして後ろに1oくらいずらします。折らないように。差さりました!
■ナットを戻して、あとはハンダのアース線(左側)を戻して外装のパズルを組み立てます。
電池ロックのスプリングを忘れないようしてください

組付ける時+端子をスリットに通すこと、電池ボックスロックのスプリング板セットを忘れずに

VRがピッタリ着地していないと、SPKRと干渉してしまりが悪くなします。
そのときはVRのプラスチックをちょっと削って改善します。
■S付10KーVRは今回買ったものがあるので実費100円+送料110円でお分けします。
キットを購入された方には無料でさし上げます。加工は各自でお願いします。
■オマケ:C311の面白機能、ワンタイムメモリー
サムホイール機なのにC311にはメモリーがあるのです!
PTTを押して電源投入するとCALLチャンネルが書き換わります。
0242+Power ON ⇒9.242がCALLに書き込まれます。
有効なのは電源OFFにするまでです。

CALLボタンでレピーターにアクセスしている様子。レピーター周波数への行き来が便利。
設計エンジニアの遊び心を感じます。
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以上