CS-40V/CS-15V トランシーバ 【終了】
・生まれ変わって4年ぶりの販売再開です(2020年5月)。
中国発の7/21MHz SSBトランシーバキットCS-40/15V(旧KN-Q7A)をご紹介いたします。
SSBの無線機ではおそらく世界一シンプルで簡単に作れます。
完全にアナログ回路なのでブラックボックスはなく、末永く自分でメンテナンス可能です。
CS/KN-Q7Aシリーズバージョンの変遷
|
第1世代 |
第2世代 |
第3世代 |
第4世代 |
機種名 |
KN-Q7A |
KN-Q7A |
CS-40 |
CS-40V |
リリース年 |
2011 |
2012 |
2017 |
2020 |
バンド展開 |
7 |
7/14 |
3.5,7,14,
18,(21) |
7,21 |
ファイナル |
IRF640 |
IRF530 |
IRF510 |
IRF510 |
フィルタ素子数 |
6 |
6 |
6 |
4 |
IFアンプ |
MC1350P |
MC1350P |
MC1350P |
BF998 |
周波数可変 |
VXO |
VXO |
Si5351
デジタルVFO |
VXO |
コア |
NXO中華 |
アミドン |
アミドン |
アミドン |
電源SW |
|
|
|
○ |
LED |
|
|
VFOインジケータ |
TX−LED |
アンテナコネクタ |
M |
BNC |
BNC |
BNC |
スピーカマイク |
追加配線 |
〇 |
〇 |
〇 |
基板Ver |
1.1 |
2.2 |
2.2+デジタルVFO |
2.2 |
価格 |
12800 |
12800 |
16000 |
9800→10800
⇒17,800最終
部品により変動 |
第4世代のコンセプト:キットの面白さはそのままにVXOに戻しました。
Ver2.2基板はもはやウナギのタレ。再現性の高いおいしい基板となっています。
最終販売のため価格アップご容赦ください。
【製作の方法】
★(0)CS-xxV関連資料・差分マニュアル
最初にさっと流して読んで、★(1)-(3)を読んだ後で、もう一回読んでから、作業を開始してください。
■CSシリーズについて差分を簡単に解説
CSxxVquickguideRevA.pdf (2ページクイックマニュアル) 英語版
CSxxVquickguide_revA_J_20200314.pdf (2ページクイックマニュアル)New! 日本語版
■CS-15Vのバンド変更を追加説明
CS15V80Vsupplementarymanual.pdf (英語)
CS15V80Vsupplementarymanual-J.pdf (日本語)New!
■部品表
CSxxVpartlist20200315for80m40m15m.pdf (部品表)
CSxxVpartslist4015-J.pdf (部品表) 日本語 New!
■回路図
CS-40V Schematic 20200605.pdf CS-40V回路図 New!
CS-15V Schematic 20200605.pdf CS-15V回路図 New!
CSxxVschematic-temp.pdf KN-Q7Aとの差分の解説
★(1)ベースになるキットKN-Q7Aの1ページクイックガイド
(基板2.2用、2013年5月中旬以降)7MHz,14MHz共用
まず製作全体のながれを把握してください。
★(2)ベースになるキットの完全版マニュアル
(2.2基板用)完全版マニュアル(日本語)7MHz,14MHz共用 Rev.C
(2.2基板用)補足マニュアル
★(3)穴開けテンプレート
穴あけ済みケースオプションを選ばれた場合、穴あけは不要です。
脚はケース内でボルトが基板に干渉するので両面テープをお勧めします。
【FAQ:初めてなんですが作れますか?】
泣き合わせ用にゼネカバ受信機(BCLラジオ)が有れば作れます。
6石ラジオを作ったことがあれば、ステップバイステップのマニュアルで受信部までは100%作れるでしょう。
電流レンジで4A以上測れるテスターでファイナルのアイドリング調整、
送信部はラジオよりは難しくなりますが、慎重に進めれば何とかなるでしょう。
製作時アドバイス(マニュアル外)
送信部製作アドバイス(JA1VRL松浦OMご提案)
共同購入アフターサポート
【Youtube、Twitter画像】
●受信部 Step7までの完成
●最終調整 Final Alignmentパスバンド
●QSOの様子、自分で作って全国と交信!(short)
●QSOの様子、QRMMの7MHzですがサイドが切れています。(long)
振れているQRP WATTMETERはフルスケール10Wです。
T/R切り替え時、 (`・ω・´) シャキン!と気持ちよいリレー音はKN-Q7Aの特徴です。
●スピーカマイクを使っている様子とても明瞭でクリアな音です。
ブレッドボードに差して作業の準備をします。BF998、101チップ抵抗を取り出します。集中!
可変範囲が狭い?いいえ、このリグのVXOでは狭いのがチャンスです。
この周波数で2WAYのCS-15V出来たら楽しそう。
フルカバーしたい方はSi5351でどうぞ。
【測定データなど】
FFTパスバンド
VXOリニアリティ(可変範囲も結構広いです、QRHとトレードオフ)
提供されるバージョン
7.050〜7.070 MHz(JA向け), 7.080〜7.100 MHz(JA向け、可変範囲広い),
7.145〜7.165 MHz, 7.200〜7.220 MHz, 7.280〜7.300 MHz(欧州、米国向け、IF周波数が異なります)
【ご参考】
●絶対にダメ!調整時についついやりがちなんですが…
・放熱板を付けない状態で送信しないこと
・ヒューズ無しでDC電源に接続しないこと
・パワーが出ないとき、MOS-FETアイドリング電流をテスタで監視しないまま、むやみに増加しないこと
⇒ファイナルやT3トロイダルから煙が出ます(経験談)。
●保証認定
●完成後はKN-Q7Aによる2WAY交信
次の案は各局の呼び出しにJA2CW浦沢さんのご提案で実現したスマートな方法です。
容易に見つけることが出来交信(JA2CW⇔JL1KRA、RS55-57QRM)に成功しました。
時刻 0630-0700(QRMの少ない早起き、主に土日休日)
周波数 7080-7090KHzあたり
7085KHz中心に QRM+−で広め
(呼出方法)
KN-Q7AからのCQ はコールサインの後に「10w」を加えます。
「CQ CQ CQこちらはJA2CW 10wです。受信します。どうぞ」とコールします。
早起きQSOスケジュール以外の時間や周波数でも他局との区別がつきましょう。
●各局のCSシリーズのトラブルシュートなど
CS-40V以降の製作事例をアップしてゆきます
・今回、CS-40Vの作成において、下記ミスをしてしまいました(お粗末)
(事象) ダミー抵抗を接続し送信、モニターしたところノイズがひどくて
何をしゃべっているかわからない状態。また、パワーを確認するが
0Wでメーターがピクリとも触れず。
トリマーコンデンサーを回すと音の変化は確認でき、また
TUNEを回すと周波数も変化している状態。
(原因) @表面実装のC3357のはんだ付けミス
C3357のエミッタが少し浮いてパターンと∞状態(見た目わからず)
Aトロイダルコアのトランス巻き作成ミス
T1は慎重に作りこんだのでミスはなかったが、T2/T3は慣れで
末端どうしを接続してしまっていた。
@、Aを修復しようやく完成しました。 当方、未開局ですので当分受信専用となりそうです。
・GAIN用のボリュームを解決後、SET BIASトリマの調整後
BPF IFコアを調整、TTGからの1V?pp発信音で出力調整を行いました。
CS?40Vは前回同様、アッサリ10W出力を確認出来ました。
前回は9W出力でした。マニュアルの送信部の調整には「8W以上得
られれば充分」との記述がありますので、CS?40Vは完成です。
一方CS?15Vはと云うと、コアを調整しても3W、もう一台(自分用)は2Wがせいぜいです。
CS15Vは何か製作上、間違っている点があるのでしょうか。
またはBIAS電流設定(PTT無音状態で60mA増:515mA
→575mA)が不足でしょうか。
マニュアルの記述では「14MHz版では4W以上」と周波数が高く
なる程、出力が小さくなる様な記述があります。
これに従うと21MHzでは2W?3Wで充分出力が出ているということになるのでしょうか。
QRPなので余り出力にこだわる必要も無い、と言われればそうなの
ですが、調整の余地があるのに終わらしてしまうのが釈然としない
ため、情報をお持ちでしたら、お教え願います。
⇒CS-15Vの出力はハイバンドでのMOS-FET効率から2−3Wがノミナルです。成功です。
●各局の活用例
過去にKN-Q7Aで完成した方々のメール抜粋です。
・作成、配布いただいている日本語マニュアルが非常にわかりやすく、
ほぼノートラブルといっていいくらいで順調に完成することが出来ました。
・AJDが完成しました。また、昨夜は初オーバーシー??!! HLが交信出来ました。
・すでに数局とKN-Q7でQSOしました。KN-Q7同士でQSOした いと思います。聞こえておりましたらよろしくです。
・本日、ローカル局と、近所の公園で「花見」をやりました。 上海娘も一緒でした。
受信だけと思っていましたが、立ち木に引っ掛けたLWでFBに交信が出来ました。
皆さん「いいねー」、「私もほしい」になりました。
・帯域外スプリアスはfcから1.5kHz離れて-66dBとFBでスプリアス領域も
-50dBはいくようです。明日変更申請を提出します。ぜひ2wayQSOをしたいと思っています。
・先日やっと組み立て、調整が完了してどうにか電波が出せる状態になりました
ローカルとの交信では問題が無いようでした。
・最後のパワーの調整時に、マイクに向かって話してもパワーが出ないのでちょっと焦りました。
これではきっとどこかに問題があるのかと途方に暮れている中、
口をマイクの中心部から上部へ動かしたら大きくパワーが出るようになりました。
こんなに感度が違うのかとちょっとびっくりです。
・開局当時の感激がよみがえりました。AGCがないのでMGCの腕が上がりそうです。
新スプリアス規定をクリアしています。
・IRF604が静電気に犯されて見つけるのに一苦労しました。予備に取り換えOK。
1stQSOは一応DXに入るHL局でした。リポート57、それに音質も綺麗とヨイショもあって笑顔。
POWERも10W付近まで針はビュンビュン大満足です。
・受信時電流異常の件、解決しましたのでご報告いたします。
大きな電流が来た時にTDA2822の内部で発振してたみたいです。
けっこうな時間ががかってしまいましたが、とても勉強になりました
・お酒のみながら夜な夜な製作いたしました(^ ^) 無事、完成しました。
すばらしいキットだと思います。難をいえば、抵抗が、読めなかったので、
テスターが活躍したことくらいでしょうか。パワーも10w以上でました。
・7MHzがよく聞こえます。口笛で10W出ました。
・最近はちょっとした小物の製作ばかりで、無線機を1から作るほど気合いが
入りませんので、ひさびさに作り上げた達成感と充実感を感じることが出来ました。
・本業QRLのため、組み立てに時間がかかってしまいましたが、ようやく完成しました。
内部雑音も小さく、感度もよいので、驚きました。
楽しいキットをありがとうございました。
・ベランダのワイアーアンテナ+KX-S9モドキを繋いで受信しています。
X'talフィルターのパスバンド(BFO周波数設定)がまだ未ですが、
十分な受信状態だと思います。自作の機械はいいですね。
・本当は、キットをと思ったのですが最近、眼鏡をかけても虫眼鏡が
必要な状態で手作りは断念しました。早速、電源をつないで送受信
小さな体で結構楽しそうです。
・大変楽しいキットをありがとうございました。
何か作りたいとうろうろ集めているうちに、こうなっています。(測定データを頂きました)
KN-Q7Aは格好の教材だったのかもしれません。
測定器類はジュンク扱いの校正無しなのでそのところはご承知おき下さい。
RF出力の出るものを作っていなかったので、今回パワーの測定が面倒でした。
パワー計&SWRメータをでっち上げないと・・・。
・GWの休暇を利用して組み立てました。
受信できることは確認済み、まだ交信には至っていませんが、一応、送信もできている ようです。
この後、送信機の追加申請をして、交信にチャレンジしてみます。
老眼のせいか、急に細かい物が見えなくなってきましたが、何とか完成できたと思っています。
適切なマニュアルのおかげで、あまり悩まずに十分に楽しみながら最後まで辿り着くことができました
・約一ヶ月かけ、土日に時間を見つけて、マニュアル順に楽しく作れました
受信はサイドのきれも良く、おどろきです。次は、これでON AIRしたいと思います
・早速組み立てに掛かりました。 孫は忙しがってこないので待ちきれず
自分でやり始めました。組み立てながら、これは孫にやらせても技能的に
ちょっと厳しいなと思って一気にやってしまいました。受信感度も結構いいですね!
・ICを全部ソケットなしで直付けしたので、やばいかなと思いながら調整段階で
電源投入ごとに緊張しましたが、トラブルも無く順調でした。
ダミーロードをつけてパワーを出してOKでした
・KN-Q7Aは、とても丁寧なマニュアルのおかげでスムーズに組み立てることができました。
変更申請がまだなのでQSOには至っておりませんが、受信部がとても静かで気に入っています。
・暮れに共同購入を申し込ませていただきました
昨年 20年ぶりに アマチュア無線を 再開して このRIGに出会いました。
(ICOMのBEACONを見ました)
さっそく 製作させていただき 学生のときに 夢中になっていた頃を思い出した次第です。
OMが発表されている AGCを組み込ませいただき その後 Sメーターを搭載し
Sメーターを付けた関係で IFGAINを固定してしまったので 音量が変えられなくなり
考えた末,マイクのUP/DNボタンを利用した 電子ボリュームを組み込んだりと 楽しませていただいています。
現在 このRIGで QRVの毎日(でもないかな?)を送っています。
こんな すばらしいRIGを ご紹介いただき ありがとうございました。
・ KN-Q7Aトランシーバを楽しんでいます。
受信の感度はもうし分無く、ダイポールも展開は容易でSWRがッチングする範囲も広いですね。
・本日、リグ等が届きました。 本当に小さくて、携帯するのに便利そうですね。
これから、いろいろいじってみたいと思います。
・小学校までは学年一の科学少年だったのですが、高校時代に理系の道を諦めて文系転向しました。
今回、自作リグを完成させたことにより、成長できたと思います。
こんなにシンプルな無線機なのに四苦八苦させられ、逆にシンプルだからこそ音がなったらびっくりする。
市販の高性能リグの裏側にはとてつもない努力と才能が費やされているのだと思い知りました。
私の夢を叶えていただき、ありがとうございました!
■どうしても上手く動作しないとき
原因究明に頑張られてもどうしても動作しないケースです。
自分一人で煮詰まってしまったら、ローカル各局と持ち寄って原因究明が
楽しいです。これがアマチュア無線本来の姿、キット頒布者の願いです。
ステップバイステップ製作に従えば受信が出来ないということはありません。
送信パワーが出ないという場合ですが、比較のためにデモ展示機を用意しました。
お貸出し(2週間以内)が可能です。違いを探せば修理できるかもしれません
メールで御相談の上ご活用ください。
非営利頒布の輸入代行です。これが頒布側で出来る範囲の最大限となります。
営利事業でもここまでやっていないと思います。
展示機を使っても直せなかったら、しばらく忘れたころにもう一回
再スタート見なおしてください。考え過ぎているときは一回忘れクールダウンです。
私もそういったキットがいくつかあります。
■KN-Q7Aからのステップアップ
EDC社の扱っているElecraft K2 をお勧めします。
オールバンドSSBでQRV可能、性能は国産無線機をも凌駕する名機です。
ステップアップでオプションを取付、買った後も何年間も楽しめる無線機です。
ゆっくり何年もかけて作る方もいらっしゃるそうです。
KN-Q7Aは CQ誌の記事(2012年の5月号)にて掲載されています。
バックナンバーを探してみてください。
【入手方法】
Subject :CS-40VまたはCS-15V 共同購入希望(コールサイン)
■頒布参加情報(そのまま宛先ラベルになります)
・郵便番号:
・住所:
・お名前:
・コールサイン:
・電話番号:
・振込: PayPay銀行、郵貯送金ぱるる ←いずれか選択
・振り込み予定日( 月 日) ←予定日を早く頂けると準備作業上助かります
■ご注文・本体
CS-40V キット 17,800円(レターパック送料500円)
(標準添付:DCプラグ、DCケーブル、回路図、他)
■ご注文・オプション
本体ご注文時はオプションの送料は不要です。
あとで注文する場合最大の送料を適用ください。
(1)専用マイク 2900円 (ICOMピン配置、1Vp-p 出力高めです、普通は0.1Vp-p)
送料350円
(2)予備ファイナルセット 400円
IRF510 2個入り、アイドリング調整未経験ですと飛ばしやすいです。
(3)プラスチックコア回し(CS-15V DIY7-21コイル用) 150円
HOZAN D-16-1B、このコア回しはプラスチック側が先に負けて逃げるので
コアを壊す可能性が減ります。CS-40Vの場合コアは小さなマイナスドライバで回せます。
(4)マイクアンプ用部品セット 300円
通常は不要です、手持ちのマイクを使用される場合に必要かもしれません
(5)ケース加工穴あけを希望 400円
(ファイナル、ドライバ、3端子REG、3xM3取付キリ加工。ケース足は両面テープ願います)
*ドリルがお手元に無いOM様への特別対応です、納期+1weekです。
(6)SMD部品の事前取付を希望 400円
(IFモジュールBF998、SMDセラコンx2)
*ご視力に限界のあるOM様への特別対応です、納期+1weekです。
(7)SMD部品取付用の先の尖ったハンダごてをレンタル希望 0円
貸出料は0円です。返送用のレターパック同封しますので、実費350円負担ください。
(8)MC1350P IFアンプIC 400円 New!
BF998のモジュールとIFアンプの味比べお楽しみください。VRの回転方向は逆に
なりますので、聞こえない!?と焦りませんよう。
|
共同購入の詳細はこちらをクリックしてください
[HOME]