R3500D 受信機情報共有サイト 【終了】
CRSA公式受信機 R3500D
きれいな化粧箱と、中国語マニュアル同封で届きます。
ハンディなサイズの3.5MHzダイレクトコンバージョン受信機です。
3.5MHzモニタリングにも最適。バーアンテナだけで日中コンテスト局が聞こえました。
7MHz改造も容易でちょっとした受信機として使えそうです。
R3500Dの起源は中国での無線解放後、最初に一般に紹介されたDT-92受信機まで遡ります。
中国スポーツアマチュア無線連盟CRSAの標準受信機として北京トップラジオからリリースされた
R3500Dを万全のサポート体制でお届けします。
R3500Dの面白さ
HFのアマチュア無線には必ず大きなアンテナが必要です。ところがR3500Dにはアンテナは不要です。
内部のバーアンテナで3.5MHzの楽しいラグチューや大陸からの放送波が聞こえてきます。
これならば集合住宅のお子さんでもベランダに出れば短波通信を楽しめます。
木造住宅なら夜寝ながらOMさんたちの交信(QSO)を聞くことが出来るのです!
インターネット経由で短波ラジオは一般的でなくなった現代でも、R3500Dは電波の面白さを最初に感じてもらう一台に
なりうるのではないかと考えます。
R3500D愛好への道!
実は頒布者当人も最初はこのキットがとても気に入らなかったのです。特に外見が。
何だかロボットの頭みたいじゃないですか。受信機っていうのは
↑こういうかっこいいのが希望なんです。
・・・・・ところがR3500Dを作ってみたら、もうこんな面白い受信機はないという気持ちに変わりました。
外部アンテナ無しで聞こえる。
指向性を使って方向が分かる。
チューニングがクリティカルで局をとらえる喜び
ゲルマラジオを初めて作った時の楽しさとでもいいましょうか、R3500Dを3−4台作ってしまいました。
頒布者から自信を持ってお薦めするキットです。特に青少年に作ってほしいです。
中国の青少年はこのキットで力を付けていることと思います。
(キット内容)この画像は旧タイプPJ-80です
キット内容です。
組立途中です。ダイオードの選別にルーペが必要です。
組立完了した基板をケースに組み込み(ここまで2時間)
追ってもう少し詳しく記述します。
旧モデルPJ-80(左)と新モデルR3500D(右)の比較画像です
前モデルに比べVRのフィールが著しく改善しています。スムースなチューニングが可能です。
電池ボックスの形も改良され交換しやすく、重量バランスも良くなりました。
【完成品コーナー】
R3500Dには完成品もあります。感度もとてもいい感じです。
北京トップラジオの製造封印を切って開けてみると部品がない!?
なんと表面実装部品(SMD)で作られていることが分かりました。
SMD化されているからか安定度はキット版より若干良さそうです。
【改造コーナー】
■スピーカー改造(JA1VRL松浦さん)
小型のSPとLM386のアンプ、アンプ用SWを作り込まれました。
電池ボックスと表のケースカバーの間には十分な隙間があり、オリジナル改造が可能です。
■アンテナ端子(JA1VRL松浦さん)
SMA端子を取り付けられました。これで外部アンテナをつなぐと嫌と言うほど入感します。
■スイッチの改造(JA1VRL松浦さん)
押した瞬間のフィーリング改造となります。
■JA1VRL松浦さんによる 7MHz改造
T1、T2,L1,2を全て巻きなおすという高度な改造です。
測定器、経験が必要のため、初心者の方は参考にとどめてください。
(1)T2 の改造
T2 コイル 1次 7t → 5t
2次 39t →18t
T2の二次側から20pFでスペアナ接続し観測出来ました。
★T2の可変範囲が広いので、ドリフトを考えると、コァーの
トランスではどうかなーと言う印象です★
局発の確認は
T1コイルが無い状態で、T2コイルの二次側から IN60で検波し、3.9KΩを
接続した両端で 80〜100mV検出出来ます。
発振していなければ、出力は出ませんので
テスターしか無い場合でも、ここまでの良否は確認出来ます。
周波数は判りませんが・・・
(2)T1の改造
T1 コイル 1次 Trコレクターから 中点 2t このまま
中点から反対側 32t →17t
2次 5t はそのまま
★書けは簡単ですが、巻き形が特殊です。巻溝は2溝で、2次
の5tが上の溝 その上に1次の2tが巻かれ、下の溝に32t
巻かれていました。1次の巻方は中点から巻いてあるので、結局
バラバラにして巻直しました。★
こんな改造をする人は居ないでしょう・・・!
L1,L2 はフェライトコァー無しの状態で、SSGでの7MHz受信確認です。
(3)ANTコイル
L1 15t L2 5t で7MHzに共振している様です。
線材は 0.35Φ のエナメル線です。
フェライトコァーの有り、無し、コイルの位置で共振周波数が大幅に
変わります。追い込むのに大変でした。Qメーターが無かったら難しいと思います。
最後に全電流は 35mA程度です。50mAは音量最大時です
■JK1BMK青木さんによるインプレッション
日本語の説明書のおかげで無事に組み立てられました。家の中にもかかわらずバーアンテナで良い入感です。久々の
3.5でしたのでつい、アチコチ聞いてしまいました。東京の方と4エリアの方とのQSOでした。4エリアの方の波は
聞こえませんでしたが…。ボリュームの回転は滑らかでとても良い感触。また、取り付け
部、合わせ面などの工作精度もすばらしいです。また、調整は手順書どおり、良い状態にうまくもって行くことが
出来ました。トリマー、コイル(T1、T2)はどれもわずかの調整量で、最良点を見つけ出せました。
久々に「調整」醍醐味のひと時でした。普段はなかなかこのようにうまくいかず、トリマーは最大か最小、
コイルのコアは行き止まりか抜け、など、パーツの追加、取替えで手戻りばかりやっております。
組み立て後の状況報告です。
1.周波数の範囲は次です。
@組み立てたままの状態 3.46〜3.60
AT2を調整して3.48〜3.62
R13を1.5Kに取り替えてB3.52〜3.62
CT2を調整して3.49〜3.61
このCにしました。
2.手こずった点
バーアンテナ本体の基板取り付けです。
付属の結束バンドで基板にキチッと固定し、いざケースにセット
しようとしたらケース側のバーアンテナ部に合わず(バーアンテナがわずかに上位置)、一旦外しました。
ルーズなとめ方をしないとケースに収まりそうになく、そのため
ケース内で動きそうでしたので、基板とバーアンテナの間に
スポンジをはさみ、固定しました。
3.やや心配な点
ロッドアンテナとR1基板裏ハンダ部とのクリアランスがほとんど
無さそうです。(アンテナ、基板間にスプリングワッシャーを付けましたが)
アンテナに被されている黒チューブは、その接触防止のためかと
思いますが、ハンダ部の足が長いと黒チューブ膜をつついて接触しそうです。
4.回路図(日本語版側)にミスプリがありました
⇒修正しました!(JL1KRA)
Subject :R3500D 共同購入希望(コールサイン)
■あてさき
・お名前:
・コールサイン:
・郵便番号:
・住所:
・電話番号:
■価格 キット:3,600円(+送料500円)
日本語説明書・回路図付、電池UM3x4 付属
3.58MHz調整信号源TCXOキット 200円
7MHz変更パーツセット 350円
□価格 完成品:4,800円(+送料500円)
◆大人買いセット 完成品+キット 各一式 8000円 (+送料500円)
3.58MHz調整信号源TCXOキット 200円
7MHz変更パーツセット 350円
完成品は終了しました
色はオレンジ・緑・黒・青などです(ランダムに送ってくるので選べません)。
■振込 口座(PayPay銀行、郵貯)振り込み予定日( 月 日) |
をメールでmx6s(アットマーク)yahoo.co.jpまでお送りください。
振込先をご連絡します。
その他共同購入の流れはKN-Q7Aに準じます。
欠品などに対して最大限のサポートは致しますが基本はアズイズの提供でお願いいたします。
特に7MHz改造などは各自の責任で行ってくださいませ。
de JL1KRA
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