KN990A Transceiver  【予約受付中・頒布10月〜】


What's New

ミニマリスト、エクストリームDSP

 余計な機能を引き算した高性能DSPトランシーバーです


新発売、欧州では先行展開すでに150台以上のユーザーの心をつかんだオールバンドトランシーバーです。


【アクセプタンスレポート】を掲載しました




(KN990Aの由来と頒布について)

KN990は安徽省の大学教授BA6BF Ke氏が渾身のハード・ソフト開発を行って完成し、欧州のアマチュア達により鍛えられたDSPトランシーバーです。廉価ARMプロセッサン性能を最大に使い切り、K2などとシングルスーパーに互角となるクリアーさ、HF微弱電波受信性能をDSP演算で実現しました。低価格機には他メーカーが搭載しない針式Sメーターを採用、節度ある大型スクリーンで無線機らしさを残しつつ、使いやすいUI、ウォーターフォールシーンを楽しめます。
 三国志の舞台ともなる安徽省は上海直轄市の周辺に位置し北京に次ぐ先進工業都市となっています。この地では古くは荘子、そして三国志では曹操と理知勇猛な人材を傑出し、壮大な歴史が作られました。アカデミックなベンチャーで面白さを追求したトランシーバーKN-990A、アマチュア無線もたらす新しい感覚と展開を楽しんでいただければ幸甚です。



CRkitsでは完成品の扱いは最小限となりますが、KN-Q7Aシリーズを開発くださったBA6BF、Ke教授に敬意を表して、希望される方にJA版を頒布します。キットでこそありませんがまさにアマチュア無線家からアマチュア無線家にというトランシーバーです。

 UW3DIなどアマチュアがアマチュアに無線機を提供した時代、自作DIYによりアマチュア無線家の力は最大限発揮されていました。たとえ其れが最初はチャピッた信号であっても、保証の付いたメーカー製のリグを使っていた人たちより、自作リグを使っていた人たちは実力があったのです。我々はこのDSP機をどこまで使いこなし発展できるのでしょうか、JAのハムにKe教授は問うている気がします。




https://youtu.be/s5_C7NSKl4c
https://youtu.be/IHMvkKf4zCc


今回限定で日本向けバージョンを用意しましたのでご案内いたします。

■KN990A(JAバージョン)の仕様■
周波数範囲:
 受信時: 3〜30MHz(1.8,50MHzは隠しコマンドでアクティベート)
 送信時: JAのアマチュアバンド(160mは含まれず)
変調形式: SSB/CW/AM/FM/WFM(RXのみ)/DIGITAL
受信感度: 0,2uV
最小周波数ステップ: 10 Hz
電源電圧: 12〜15V DC
電源電流:RX: 0.4A、 TX 4A (最大)
外形寸法:160 x 80 x 220 (mm) [突起部を含まず]
                フットプリントはFT-857と同じくらいです。
TX RF電力: 15W
変調方式: すべての変調形式に対して、デジタル変調/復調
高調波レベル: >= 45 dBc、
 -50dB TSS保証認定は外部カップラ、フィルタ併用前提です
キャリア抑圧比: >= 45 dBc
選択性:すべての変調形式に対して、帯域幅を設定可能(最小ステップ10Hz)

・付属品
 DCケーブル、日本語説明書、TSS保証認定用送信機系統図

・頒布価格の説明
 69,800円(為替等により多少変動の可能性あり)
 上記にはJA版手配費用・輸出価格+EMS送料+輸入時内国消費税+予備費若干が含まれます
 (予備費は積立て万一の輸送紛失や破損に備えています。個人的利益は取っていません)
 ボランティアで輸入をお手伝いしているとお考え下さい
 例えばHT-1Aでは200台頒布し、2-3台は修理不能の初期故障や破損がありました。
 ユニット交換は多数ありました。これらを解決するのに頒布者(JL1KRA)は積み立てたお金を使います。
 10-20%は必要です。安心してリグを使う皆様の共益費用とお考え下さい。


■注文とサポート■
発注を頂いてから準備を始め、到着時一通り簡単に検品してから発送いたします。
このため到着時不動はありません。1年のメーカー保証が中国内で適用されます。
国内にサポートパーツがありませんので修理は中国への返送が基本になります。
しかし無線機持ち込みに対する厳しい税関検査があり返送は簡単ではありません。
基本はハンドキャリーになるため、現在のCOVID状況下ではこれも容易ではありません。
このため万一故障した場合長期にわたって修理に時間がかかることをご了解ください。
DIYで直せる可能性がある場合の情報は最大限提供いたします。

つまり無線局構築の際に、KN990A一本でいくというのは少しリスキーです。
メインになる機種が他にあるほうが好ましいです。今まで何とかしてきていますが
個人頒布の限界もありますのでそこはご理解ください。
もっとも高い修理代という意味では国内メーカー製も最近は同じかもしれません。


【KN990Aアクセプタンスレポート】  その1 New!

JA向け初号機を入手し、週末に試用しましたので報告します。
これまで皆様からいただきました質問点、また当方で発見した点などについてお知らせいたします。

■使ってみての第一印象
軽快で楽しい!バンドの見通しがとてもいい。というのが最初の印象です。
電源をONにすると映画マトリックス風のオープニング画面、SFの世界に入ったように気持ちが上がりますHi。
当方のシャックではメインリグはK3+P3、サブにFT-857を用いて運用しています。
KN990Aは両者の真ん中といいますでしょうか、中級グレード機の程よいメニュー数や設定の深さ、
高級グレード機の表現力の豊かさ。両方のいいところを取っているように感じます。


約20ページのマニュアルを30分も読めばおおよそのの操作はできるようになります。
どのようなリグにも操作の要があります。KN990Aのばあいは右上「DIS」ボタンでメニューをたぐり、
左上「SHOW/SELECT」ボタンでLCD表示を変えるというのが主なシーケンスになります。
あとは自然に選択肢が下側のサブメニューに現れます。
このほかメインチューニング近くにある電源の赤い「PWR」ボタンが電源投入中は
ステップ変更ボタンになり、既成概念にとらわれない操作系への
工夫があるような気がします。メインノブは重くなく、軽くなく、クリック無しで回せますが、
あと5o大径にてディンプルを付けるなりすると相当に操作感は向上しそうです。



https://youtu.be/s5_C7NSKl4c (オールアジアコンテストKH2局コール)
https://youtu.be/IHMvkKf4zCc (オールアジアコンテストVK局コール)


■スプリアスと保証認定
保証認定は追加LPF、カップラーの使用が前提で申請してください。
以下は出荷元で測定したデータで実力は以下の程度です。
これをどう見るかはアマチュア無線技士として各自のご判断となります。
本体単体でどうしても-50dBという場合には本機はご購入の選択肢からは外れます。
(しかしながら、新スプリアス前のほとんどの機種やK2、多くの国産リグなどマルチバンド機も
マルチバンドで完ぺきなものは少なく、似たり寄ったりと思われます)
たいていの場合ATUやチューナーはご使用になるでしょうし、インターフェア用のLPFも加えれば
ー50dB になるでしょう。総合通信局も100W以上のリグに対してそれでよいと言っているのですから
こだわる必要はないと思います。保証認定を行っている団体も箱として-50dBmを提示せよとは
一言も言っていません。アマチュア無線技士として送信機系統図内で-50dBmを管理してください。


バンド 高次 レベル 周波数成分
3.75M 3rd -46dB (11.25M*),
7.10M 3rd -54dB,
10.105M 2nd -45dB (20.21M*),
14.270M 3rd -44dB (42.81M*),
18.110M 2/3rd -44dB (36.2*,54.3M*),
21.250M lower -40dB (10.625M*),
24.950M 2nd -50dB,
29.60M 3rd -52dB
1.8M 50M 保証外のため測定無し、
*新スプリアスに未達 ()内スプリアスが落ちるように外部カップラ、フィルタを用いる。



■感度や受信系の出来ははどの程度なのか
ELECRAFT XG3で各バンドのS=1・S=9レベルを確認していった結果、
S1レベル(1μV)で聞こえないということはありませんでした。0.2μVのスペックは十分満たしています。
一方50MHzについてはオマケバンドのため、明らかに総合ゲインが低い印象です。
これはプリアンプを入れての値です。ローカルQSOに問題はありませんが
シビアなDX受信などにはどうでしょうか。S=9レベルの較正は各バンドOKでした。

MSG-2560B 50μV(S=9)
band  KN990A  
1.8M    9
3.5M    9
7M      9+5dB
10M     9+5dB
14M     9+5dB
18M     9+5dB
21M     9+5dB
24M     9+5dB
28M     9+5dB
50M     8


また本機はDSPへの強大入力でスペクトラムのダイナミックレンジが減少し
振幅情報が減少します。S=59+40dBでは復調が破綻するということはありませんでした。
PreAmpをOFFにしても大して変わりませんでした。その様子はYoutubeにアップしました。
しかしS=59+60dBのローカル局が出現した場合、信号が一瞬ブラックアウトしました。
これはAGCループ含めてのDSPの振る舞いと思われます。それならば
ATTを使用すればと思いますが、ATTはKN990Aにはありません。これは残念なところです。

https://youtu.be/h8H-RWsXhk4  (DSP振幅情報の抑圧と復活その1)
https://youtu.be/DC4HROmpPKo   (DSP振幅情報の抑圧と復活その2)

今後ソフト的にどの程度改善しうるのかなど頒布元には課題としてフィードバックいたします。
しかし7万円クラスの無線機に数十万円クラスの無線機と同じものを求める方もいないでしょう。
そういったケースでは高級機をご活用くださいというしかありません。

一方で通常時のDSP復調の音質はSSBでは素晴らしく、またFM放送の受信は一旦音楽を聴くと
ハムバンドに戻りたくなくなるほどです。内蔵サイズの77o大口径スピーカーに対し筐体が
エンクロージャーのように働いているかもしれません。      
CWサイドトーンに対してDSPの通過帯域可変なども自動的に調整されますので
海外製の製品では作りっぱなしの品物も見かけますが、KN990Aは実際に使って作りこまれている印象受けます。
AIRバンド受信も可能です。感度は悪いながらローカル空港(羽田タワーと飛行機)が聞こえます。


■TX音質・CW QSK
アイコムHM36ハンドマイク使用でローカル局からは固い音と言われました。
オールアジアコンテストではハイバンドCONDXが悪い中、2エレHB9CVですが他の局が届かない中
コールバックがありました。
DUもVK,BYもSSBワンコールで届きましたのでそれなりに明瞭度はあるのかなと思いました。
CW運用時のQSKはリレー動作のためそれなりに切り替え音がします。
多少ディレイを長めにしてセミブレークinにしておくほうがよさそうです。
K2,K3と静かな機械を使っていたのでうるさいなと思いますがこれは致し方ないところです。


■総合評価、機能の面白さ
総合的にKN990Aは面白い機種と思われます。RF的にはFT-817レベル+αといえましょう。
DSPサウンド的にはK2レベルにはなっています。ピュアなトーンにこだわるCWファンも満足できそうです。
その他の機能は取説をご覧いただければお判りになりますが、廉価機種にもかかわらず
相当のカスタマイズが可能です。高級機にのみ付随するような機能も備えています。
FR-101のような奇麗なSメーター、CWデコード機能、よく使う機能のSELダイアル割り付けなど
カジュアルにHFを楽しむには十分、マルチバンドのサブ機として十分な役割を担えます。

頒布者は自腹でJA向け初号機を買った人柱ですが後悔はなかったという感想です。
新しいもの好きの方、他の人とは一味違うリグを使いこなしてみるのもチャレンジです。
回路も全公開されているので不満に思った部分を改造してみるのもありでしょう。
高機能サブ機をFT-818の実売価格程度で手に入れ、シャックにレアで大らかな大陸仕様の
海外機種を置いて楽しむ、といったところがKN990Aの醍醐味になるかと思います。

https://youtu.be/dxSKVGZIuc4   (CWデコード機能)

■アクセサリ端子
ピンアサイン詳細は問い合わせ中です、FT-817相当で設計しているはずと思われます。

■頒布者からの一言
正直高額な品物は頒布者泣かせです。もちろんOM各局はPoliteなのですが
・アーリーアダプタOM様多数
 →大丈夫、細かいことは気にしないで早く送って、使って自分で確かめるから (→そうは言っても、ちょっと待ってください)
・慎重派、海外機ははじめてのOM様
 →国産メーカーより安くて高性能なんですよね?(→そんなうまい話ありません)。
  あれもこれも細かく教えて、あなたサポートしてくれるんでしょ?(→私も一購入者です。限界があります)

二種類の方々に折り合いをつけていただきながら共同購入しなければなりません。

今回頒布者として一番避けたいのはJAの周波数から逸脱する海外向け並行輸入版があふれてしまうことです。
これらは違法機として扱われ、BA6BF設計の製品(CRkits)にTSSの保証認定が下りなくなる可能性があります。
並行輸入品より価格を安く設定して対応したいと思います。JA各局を絶対に損させないというのが共同購入の狙いです。


・・・・アクセプタンスレポート2に続く(9月末予定)


【入手方法】
共同購入
mx6s(@小文字にして)yahoo.co.jpまでお知らせください。

ボランティア的にほぼ原価とわずかなサポート費用マージンで頒布しています。
自作無線機の普及が目的ですので営利事業ではありません。

KN990Aは個人頒布するには価格帯が高くなりますので、
お申込みメールを頂きますともう一段の最新状況説明をお送りいたします。

納期は2−3週間を想定しています。

Subject :KN990共同購入希望(コールサイン)

■あてさき
 ・お名前:
 ・コールサイン:
 ・郵便番号:
 ・住所:
 ・電話番号:
価格:69,800: 送料900円(離島除く) 

■振込  
 ・口座(JNB、郵貯:いずれか選択)
 ・振り込み予定日( 月 日)

をメールでお送りください。振込先をご連絡します。
頒布作業はボランティアです。Amazon・ネットショップなどのような営利事業ではありません
メール返信は週末、数日後になることがあります。ご理解ください。

その他共同購入の流れはKN-Q7A(KN-Q7A自体は販売終了)に準じます。

de JL1KRA



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